AutoCAD の透過性プロパティーについて

印刷スタイルテーブルはacadlt.ctb通常印刷の透過性0では
下図の平面図の部屋別に色分けするときについて透過性を解説します。
印刷スタイルテーブルはmonochrome.ctb通常印刷の透過性60では
印刷スタイルテーブルはacadlt.ctb
PDFファイル出力のプレビューでの比較になります。下図は透過性0です。
設定後下図になりますが、見た目での違いがわかりません。
PDFファイル出力のプレビューでの比較になります。下図は透過性60です。
透過性の印刷を有効にするには、ページ設定で下記のように透過性に印刷をにチェック入れます。
印刷プレビューを見てみましょう。
各々のハッチングを選択し、オブジェクトプロパティーダイアログで透過性を60に変更します。
ハッチングコマンドでソリッドを選択し、部屋別に色を付けます。
従来での透過設定は下記になります。各々の色のオブジェクトに対して濃淡度を設定してました。
バージョン2011以降は透過性を使いましょう。
AutoCADLT 2011以降から透過性というオブジェクト プロパティが追加された。透過性プロパティの値
には ByLayer、ByBlock、あるいは固有の値(0-90%)を設定することができます。透過性の用途として、
オブジェクトが重なっている場合に、上にあるオブジェクトに透過性プロパティを与えることにより下にある
オブジェクトが透けて見えるようになります。
使い道としては塗りつぶしに便利なので、ここではそれについて説明します。
以前のバージョンでは印刷スタイル管理エディタでオブジェクト各々にたいして濃度を20%とか変更して
透明度を設定してました。(既定値は100%です)
でも透過性プロパティーによりファイルに設定が保存されますので使いかってがとてもよくなりました。
印刷スタイルテーブルはmonochrome.ctb通常印刷の透過性0では
印刷スタイルテーブルはacadlt.ctb通常印刷の透過性60では
印刷スタイルテーブルはacadlt.ctb