現在、図面を書くというとCADが当たり前の時代になってきた。一昔前と言っても10年前であるが、とてもCADが普及するとは考えられなかった。これもパソコンの普及が大きい。パソコンの低価格化・性能のアップによって、ワープロ・表計算などは仕事では欠かせないものになってきた。パソコンスクールが増えてきたのをみてもわかる。
CADについても、最初の頃はパソコン本体(ハードウェアー)・ソフトが高いことや操作が難しいと言うことで敬遠されてきたが、ハード・ソフトの低価格化が進み、そしてスペックも驚くほどによくなってきた。今や、図面を書くというのはCADで作図すると言うのが当たり前の時代に入った。図面の現場でもドラフター(製図代と定規を組み合わせた機器)を見かけることもなくなった。みんな各自で自分の選んだCADを使いこなしているのが現状である。
 だからCADソフトもいろいろあって使う人によって様々であるが問題もそれに伴い出てきている。CADで書き上げた図面はデータである。そのデータがある人に渡して開いてみると開けない・一部が欠けている・文字が化けていると言った事態が発生している。当然共通ファイルとして渡しての話である。共通ファイル(現状ではdxf形式)としての理解と解決方法にもいろいろな問題があって一筋縄ではいかない。これからはSXF形式と言うものに変わると思われる。現在土木業界ではそういう方向で製図しなくてはならなくなってきている。電子納品は2004年以降国土交通省が発注する公共事業の物件が対象になっている。
 難しい話になるが、現在オートキャドの需要が高まりつつある。オートキャドは世界標準のキャドではあって、日本のキャドではない。したがって、他のキャドユーザーにとっては使いづらい(操作性が悪い)というのが定説である。理解するのが難しいのである。でも世界NO.1のシェアを維持している。しかし、途中で挫折する人が多いと聞く。オートキャドの特徴は実寸で書くというものである。そこがよくわからないという人が多い。例えば、住宅の図面を書く場合通常のCADソフトであれば縮尺を1/50・1/100としなければ図面枠に入らないので作図できないと言うのが普通のイメージだがオートキャドはその点が違います。オートキャドは住宅を実寸で描いてから、そこへ図面枠を50倍・100倍にして納めるのである。オートキャドは印刷するときに初めて1/50・1/100にして印刷する(ここで初めて縮尺される)というのが基本概念である。説明してもわからないかもしれませんが・・・・?。Jwwでも実寸でチャレンジできないことはないが、そういう使いかってではないので、やめたほうがよい。そういうデータでは流通していないからである。
 キャドステーションでは将来的に見てAutoCadとJwwCadは生き残ると確信している。Jwwは中小建築業界・住宅産業では根強い。書店に行ってもJwwCadの本とAutoCadの本はあるが、他のCADの本はあまりないだろう。土木関連はAutoCadが根強い。土木業界ではCAD製図基準で電子納品がこれから求められるので、自由な製図では駄目である。CAD製図基準(案)はCADを一通りマスターしてから必要に応じて取得すればよいであろう。
 今、社会でCADオペレーターに求められているものは単に鉛筆の代わりにマウスで作図できることではない。CADソフトを理解してそのソフトのツールを十分理解して応用することのできるオペレーターである。ただ線を引けるだけではだめなのである。ワープロで言うなら、ただ文章を入力すればいいというのではなく見た目にも美しい体裁のよい文章が求められているのである。ツールを応用できて初めてよい仕事ができるのである。もちろん正確さが第一前提なのは言うまでもない。これが当スクールの考えである。また、最初から簡単で操作性のよいCADを身につけるのも問題です。操作性のよいCADからオートキャドのような難解なキャドへの転向は現状をみていて無理なようです。だからJwwのような使いやすいCADから入るのは考えた方がよい。Jww一筋の人はOKだが・・・。CADは基本が大切である。何事もそうであるが、CADについても当然当てはまるのである。
 当スクールでは9日(スタンダードコース)でオートキャドをマスターできるようにカリキュラムを組んでいます。内容を簡単にいうと図面を多く書きあげるようになっています。実際に生徒が9日(スタンダードコース)でマスターしてドンドン卒業していってます。生徒が払う大切な授業料を絶対に無駄にしません、一人一人がわかる・使えることを念頭にいつも授業を完全マンツーマンで展開しています。落ちこぼれは一人も出しません。ここに来たみんなにCADを覚えてもらいたいと思っています。 これが当スクールでCADを習得したい人への私からのメッセージです。わたしはAutoCadの正規登録ユーザーなので新しい情報を迅速に生徒へ伝達できます。CADはこれからの時代のツールです。ぜひチャレンジして身につけて安定した社会生活を送ってほしいと思っていす。では、心からのお待ちしていますのでよろしくお願いします。
                                     
代表取締役  和田 寛

今、CADで仕事をする女性が急増しています。時間がない人がほとんどですが、キャドステーションは空いた時間にいつでも自由にこれるので、安心して学んでいます。予約キャンセルも欠席扱いになりませんのでどんどんCADオペレーター希望者が増えています。マンツーマンなので絶対に短期での習得が可能です。